3月定例市議会最終日、討論に立ちます

春分の日は「暑さ寒さも彼岸まで」というものの、寒い日となりどうなることかと思いましたが、土日月と温かい日が続くようです。我が家のつくしもどんどん伸びています。

 3月定例議会も、3月25日(火)の最終日を残すのみとなりました。

最終日は、特定秘密保護法の廃止を求める陳情を採択するよう求めて討論に立つ予定にしております。共産党市議団の定岡さんも、26年度一般会計予算案、国保特別会計予算案、後期高齢者医療特別会計予算案に対する反対討論を行います。本会議は午前10時からです。ぜひ傍聴にお越しくださし。

 

 さて、12日に行った一般質問の概要を前回のブログで報告しましたが、1項目残していたので、ここで。

○再生可能な自然エネルギーを利用した発電事業の普及・推進について

 境港市では、住宅用太陽光発電システムや燃料電池システム(エネファーム)を設置する世帯に補助金を交付しています。26年度からは太陽熱温水器の設置にも補助を始めるとのことです。これらは温暖化防止や市民の環境保全意識の高揚、関連産業の振興、分散型のエネルギー供給構造の構築などを目的に実施されており、原子力や化石燃料に依存したエネルギー政策から自然エネルギーへの転換という点でも力を発揮すると思われます。市内の太陽光発電システムの現状を尋ね、今後も公共施設への太陽光発電設備の設置や、木質ペレットストーブへの補助など、さらに自然エネルギーの普及推進を求めました。

市長からは、今後も、現在の助成制度を継続し、民間事業所での設置状況も注視しながら、自然エネルギーの普及推進を進めていきたいとの答弁が得られました。

*住宅用太陽光発電システム設置状況(H21年からの補助実績)

 501軒(最大出力合計2242kW)

*7小学校、境二中、市民図書館(計420kW)

*鳥取県FAZ倉庫(500kW)

*民間事業所が6箇所に設置(4,236kW)

★私もまだまだ不勉強ですが、これからも新しい再生可能エネルギーや省エネルギー技術が生まれてくると思いますので、市民発電所や民間事業所の状況なども勉強しながら、様々な提案をしていきたいと思います。

★今議会一般質問では、定岡議員が、住民避難計画の進捗状況は不十分であることを指摘し、島根原発を再稼働させないよう市長からも働きかけを、と求めました。市長は避難計画の不十分さを認めながらも、原発に関しては、安全審査の結果を踏まえて検討すると従来と変わらぬ返事でした。しかし、全市民が避難するなんて計画には本当に何年もかかるでしょうし、「故郷を離れて」「安全に」避難することの難しさ、虚しさ、つらさは、福島の皆さんが教えてくれています。島根原発は廃炉に、化石燃料から自然エネルギーへの転換、低エネルギー社会への転換を、と粘り強く繰り返し訴えて行きたいと思います。

 

一般質問の際の画像を中海テレビの中継録画から拝借しました(照)